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ワンダとダイヤと優しい奴ら A Fish Called Wanda (1988)

コメディグループ、モンティパイソンのメンバー、ジョン・クリーズ(脚本兼)とマイケル・ペイリンが、アメリカの人気スター、ケヴィン・クラインジェイミー・リー・カーティスと共に大いに笑わせてくれる、監督、脚本チャールズ・クライトンによる爆笑犯罪コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:チャールズ・クライトン

製作:マイケル・シャンバーグ
脚本
チャールズ・クライトン

ジョン・クリーズ
撮影:アラン・ヒューム
編集:ジョン・ジンプソン
音楽:ジョン・デュプレ

出演
ジョン・クリーズ:アーチー・リーチ
ジェイミー・リー・カーティス:ワンダ・ガーシュウィッツ
ケヴィン・クライン:オットー・ウェスト
マイケル・ペイリン:ケン・パイル
トム・ジョージソン:ジョージ・トマソン
マリア・エイトケン:ウェンディ・リーチ
パトリシア・ヘイズ:コーディ夫人

アメリカ/イギリス 映画
配給 MGM
1988年製作 108分
公開
北米:1988年7月15日
日本:1989年4月8日
製作費 $7,500,000
北米興行収入 $62,493,710


アカデミー賞 ■
第61回アカデミー賞

・受賞
助演男優賞(ケヴィン・ クライン
・ノミネート
監督・脚本賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロンドン
1300万ポンドのダイヤが強奪され、犯人達は、ダイヤの隠し場所で別れた途端に、裏切りを企む。

主犯格のジョージ・トマソン(トム・ジョージソン) は、隠したダイヤを持ち去りアパートに向かう。

それを知らない、オットー・ウェスト(ケヴィン・クライン)と、一応、妹になっている彼の愛人ワンダ・ガーシュウィッツ(ジェイミー・リー・カーティス)は、ジョージを陥れようとして、彼が犯人だと警察に通報してしまう。

ジョージはアパートで逮捕されてしまうが、ダイヤを隠した金庫の鍵を、相棒のケン・パイル(マイケル・ペイリン)の飼っている、熱帯魚の餌の缶に入れる。

ワンダも、隠した金庫の宝石をオットーが取り出した瞬間、彼を殴り倒して裏切ろうとする。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ロンドン
1300万ポンドのダイヤが強奪され、犯人達は、その隠し場所で別れた途端に裏切りを企む。
主犯格のジョージが、隠したダイヤを持ち去り、それを知らないオットーと愛人のワンダは、犯人がジョージだと通報してしまう。
ジョージは逮捕されてしまうが、ダイヤを隠した金庫の鍵を、相棒のケンが飼っている熱帯魚の餌の缶に入れる。
オットーとワンダは、隠したダイヤがなくなっていることに気づき、ジョージを案ずるふりをして、ダイヤの隠し場所を探ろうとするものの、彼はオットーを疑う。
ワンダは留学生に扮し、ジョージの弁護士であるアーチーに近づき、ダイヤの在りかを探ろうとする。
その後、オットーとワンダはジョージのアパートに忍び込み、ケンがダイヤの隠し場所の鍵を、熱帯魚の水槽に入れるのを目撃し、彼女がそれを奪ってしまう。
そして、それがどこの鍵かを知るため、ワンダは色仕掛けでアーチーに迫るのだが・・・。
__________

イギリスが舞台の作品であり、ロンドン、弁護士などの堅いイメージに対し、アメリカ人ケヴィン・クラインジェイミー・リー・カーティスが、気の利いたギャグと抜群のユーモアセンスで、見事にその雰囲気に溶け込み、全編存分に楽しめる作品。

第61回アカデミー賞では、ケヴィン・クラインが助演男優賞を獲得した。
・ノミネート
監督・脚本賞

監督チャールズ・クライトンと主演も兼ねたジョン・クリーズの、軽快且つコミカルな脚本は”絶品”だ。
当時80に近いチャールズ・クライトンの、テンポの良い演出は心地よい。

ジョン・デュプレのユーモラスな音楽も、作品にマッチしている。

ただ言葉で笑わせるだけでなく、出演者の細かい動作や身のこなしが、ここぞというタイミングで笑いを誘う。

アドリブも多いようにも思えるが、笑いのツボを、見事に押さえているという感じだ。

オスカー受賞のケヴィン・ クラインの熱演や、「大逆転」(1983)を思い起こさせる、コメディが実によく似合うジェイミー・リー・カーティスも、お色気を武器に大奮闘する。

結局は裏切られる、ダイヤ強奪主犯格のトム・ジョージソン、主人公の怖~~い妻マリア・エイトケンら、芸達者な共演者達の演技も見逃せない。


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