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バンド・オブ・ブラザース BAND of BROTHERS (2001)

第二次世界大戦末期、アメリカ陸軍第101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊・第2大隊E中隊(イージー・カンパニー)の、訓練からノルマンディ上陸作戦を経て終戦までを描いたドラマ

受賞 解説


海外TVドラマ

スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg 作品一覧
トム・ハンクス / Tom Hanks 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督
(第1話):フィル・アルデン・ロビンソン

(第2話):リチャード・ロンクレイン
(第3・10話):ミカエル・サロモン
(第4話):デヴィッド・ナッター
(第5話):トム・ハンクス
(第6話):デヴィッド・リーランド
(第7・9話):デヴィッド・フランケル
(第8話):トニー・トー
製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ

トム・ハンクス
製作:メアリー・リチャーズ
共同製作総指揮
スティーヴン・E・アンブローズ

ゲイリー・ゴーツマン
トニー・トー
原作:スティーヴン・E・アンブローズ
脚本
(第1・5・10話):エリック・ジェンドレセン

(第1話):トム・ハンクス
(第2・9話):ジョン・オーロフ
(第3話):E・マックス・フライ
(第4・7話):グレアム・ヨスト
(第4・6・8話):ブルース・C・マッケンナ
(第8・10話):エリック・ボーク
撮影
レミ・アデファラシン

ジョエル・ランサム
音楽:マイケル・ケイメン監督
(第1話):フィル・アルデン・ロビンソン

(第2話):リチャード・ロンクレイン
(第3・10話):ミカエル・サロモン
(第4話):デヴィッド・ナッター
(第5話):トム・ハンクス
(第6話):デヴィッド・リーランド
(第7・9話):デヴィッド・フランケル
(第8話):トニー・トー
音楽:マイケル・ケイメン


受賞 ■
第54回エミー賞

19部門ノミネート
作品賞、監督賞ほか6部門受賞

2001年度ゴールデングローブ
最優秀作品賞
(TVドラマ&ミニシリーズ部門)


解説 評価 感想 ■

スティーヴン・スピルバーグトム・ハンクス共同製作。

製作費 約150億円

10話のストーリーは、「プライベート・ライアン」(1998)の迫力と内容共に凌ぐ。

その「プライベート・ライアン」では語り尽せなかった物語を、見事に描いた傑作ドラマ。

戦場で命を懸けながら、仲間との絆を深め合う若者達の物語。

前半は、ノルマンディ上陸作戦で指揮官を失い、代わりに中隊を率いる事になるリチャード・ウィンターズ(ダミアン・ルイス)を中心に展開。

中盤からは、ウィンターズ配下の参謀士官他、先任軍曹、衛生兵、補充兵個人の挫折や苦悩を、毎回変わる監督が繊細なタッチで演出する。

これまであまり映画などに登場したことのない、アドルフ・ヒトラー山荘”ベルヒテスガーデン”占拠のシーンなども斬新だった。

ドイツ国防軍の将軍が、降伏後、部下の兵士に、仲間達の深い絆の価値を説き、戦いの労を労うシーンや、無防備な元収容所士官を殺すアメリカ兵士、理想の指揮官ウィンターズが、戦利品の銀食器を貪るシーンなどは、ドイツ軍だけを悪役にしていない。

当時、彼らがどれだけ若かったか、その後の人生なども紹介されている。
大隊長に昇進していく、ウィンターズ少佐ですら終戦時にはまだ27歳だった。

無能な上官や、命を落とす部下の姿に奮起する、先任軍曹から少尉に昇進していく、カーウッド・リプトンを演じるドニー・ウォルバーグらの好演も光る。

● エピソード
  1:「翼のために」 Currahee
  2:「ノルマンディ降下作戦」 Day of Days
  3:「カランタン攻略」 Carentan
  4:「補充兵」 Replacements
  5:「岐路」 Crossroads
  6:「衛生兵」  Bastogne
  7:「雪原の死闘」 The Breaking Point
  8:「捕虜を捉えろ」 The Last Patrol
  9:「なぜ戦うのか」 Why We Fight
10:「戦いの後で」 Points


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