5164 Movies

偶然の恋人 Bounce (2000)

自分が譲った搭乗券で飛行機事故死した男性の家族に償おうとする広告マンの苦悩と心癒えない日々を送る男性の妻との恋を描く、監督、脚本ドン・ルース、主演ベン・アフレックグウィネス・パルトロウトニー・ゴールドウィンナターシャ・ヘンストリッジ他共演の恋愛ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト ■
監督:ドン・ルース

製作
マイケル・ベスマン
スティーヴ・ゴリン

製作総指揮
ボブ・オッシャー
メリル・ポスター

ボブ・ワインスタイン
ハーヴィー・ワインスタイン
脚本:ドン・ルース
撮影:ロバート・エルスウィット
編集:デイビッド・コドロン
音楽:マイケル・ダナ

出演
バディ・アマラル:ベン・アフレック

アビー・ジャネロ:グウィネス・パルトロウ
グレッグ・ジャネロ:トニー・ゴールドウィン
ミミ・プレイガー:ナターシャ・ヘンストリッジ
ジム・ウィラー:ジョー・モートン
セス:ジョニー・ガレッキ
ジャニス・グエレッロ:ジェニファー・グレイ
スコット・ジャネロ:アレックス・D・リンツ
ジョーイ・ジャネロ:デヴィッド・ドーフマン
マンデル:デヴィッド・ペイマー
トッド・エクスナー:サム・ロバーズ
ドナ:キャロライン・アーロン
ジャック:スコット・アラン・スミス

アメリカ 映画
配給 ミラマックス
2000年製作 106分
公開
北米:2000年11月17日
日本:2001年3月3日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $36,779,300
世界 $53,425,300


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シカゴオヘア国際空港、クリスマス・シーズン。
広告代理店勤務のバディ・アマラル(ベン・アフレック)は、インフィニティ航空との2年契約を結びロサンゼルスに戻ろうとする。

上司でもあるパートナーのジム・ウィラー(ジョー・モートン)に契約の件を知らせたバディは、雪のため全便が遅れていたため時間を潰そうとする。

バディは、インフィニティ航空の職員ジャニス・グエレッロ(ジェニファー・グレイ)を誘うが、休日出勤で勤務中のため彼女に断られる。

バーに向かったバディは搭乗待ちの乗客で、臓器センターの開発担当者ミミ・プレイガー(ナターシャ・ヘンストリッジ)と過ごしていた。

放送作家のグレッグ・ジャネロ(トニー・ゴールドウィン)と知り合ったバディは、ミミと共に3人で飲むことにする。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シカゴオヘア国際空港、クリスマス・シーズン。
広告代理店勤務のバディ・アマラルは、インフィニティ航空との2年契約を結びロサンゼルスに戻ろうとする。
搭乗便が遅れ、放送作家グレッグやミミと知り合ったバディはバーで時間を潰す。
翌日の便に変えたグレッグが、子供との約束があったことなどを気にしたバディは、彼に搭乗券を譲りミミとの夜を過ごす。
ところが、グレッグの便は墜落事故を起こして彼は死亡する。
動揺するバディは、罪悪感から酒に溺れて依存症となり、治療を終えて仕事に復帰する。
酒を断ったバディは、傷ついた人々に償いをしようと考え、グレッグの妻アビーに会う。
バディは、真実を隠しながらアビーの仕事に協力し、深入りを避けながらも彼女に惹かれてしまう・・・。
__________

複雑な状況で出会う男女の恋物語なのだが、注目したいのが主人公のベン・アフレックグウィネス・パルトロウの関係だ。
交際していた二人のための企画であることが考えられるが、撮影時には破局していたということを考えながら観ると実に興味深い。

平穏な家族の幸せを奪う事実の痛々しさ、そこから生まれる複雑な愛を描くドン・ルースの演出と脚本、マイケル・ダナの落ち着いた雰囲気の音楽も印象に残る。

苦悩する者の象徴のようにアルコール依存症が、そして一見無関係のように思える同性愛者が主人公のアシスタントとして登場する。
アルコール依存症はこの種の物語の例外ないパターンであり、時にトゲトゲしい雰囲気となるドラマの中で、その同性愛者であるアシスタントが、場面を和らげる絶妙な効果となっている演出なども面白い。

やんちゃ坊主の様な雰囲気で登場するベン・アフレックだが、実は繊細な心を持つ青年であり、それを表情や仕草で示す好演を見せてくれる。

不幸を背負った未亡人であり母親なのだが余りにも魅力的で、輝いて見えてしまうグウィネス・パルトロウ、事故死するその夫トニー・ゴールドウィン、空港で彼と主人公と知り合う女性ナターシャ・ヘンストリッジ、主人公の上司でパートナーでもあるジョー・モートン、主人公のアシスタントで印象的な役を演ずるジョニー・ガレッキ、航空会社職員ジェニファー・グレイ、主人公の息子アレックス・D・リンツデヴィッド・ドーフマン、検察官デヴィッド・ペイマー、主人公の上司サム・ロバーズ、ヒロインの隣人キャロライン・アーロン、その夫スコット・アラン・スミスなどが共演している。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022