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殺人事件に関わるソーシャルワーカーに襲い掛かる恐怖を描く、レニー・ゼルウィガー、ブラッドレイ・クーパー、イアン・マクシェーン他共演のホラー・サスペンス。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：クリスチャン・アルバート
製作
スティーブ・ゴーリン
ケビン・ミッシャー
脚本：レイ・ライト
撮影：ハーゲン・ボグダンスキー
編集：マーク・ゴールドブラット
音楽：ミヒル・ブリッチ
出演
エミリー・ジェンキンス：レニー・ゼルウィガー
リリス”リリー”サリヴァン：ジョデル・フェルランド
マイク・バーロン：イアン・マクシェーン
ダグラス・J・エームズ：ブラッドレイ・クーパー
マーガレット・サリヴァン：ケリー・オマリー
エドワード・サリヴァン：カラム・キース・レニー
ウェイン：エイドリアン・レスター
デニーズ：ジョージア・クレイグ
ナンシー：シンシア・スティーヴンソン
ディエゴ・ラミレス：アレクサンダー・コンティ
アメリカ/カナダ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2010年製作 109分
公開
北米：2010年10月1日
日本：未公開
製作費 $27,000,000
北米興行収入 $13,248,480
世界 $28,189,980
■ ストーリー ■
児童福祉専門のソーシャルワーカー、エミリー・ジェンキンス（レニー・ゼルウィガー）は、39件目の案件で、児童虐待の疑いがあるサリヴァン家を訪ねる。
両親を避けて怯える少女リリー（ジョデル・フェルランド）が気になったエミリーは、警察のバーロン（イアン・マクシェーン）にも相談するが、事件が起きてしまう。
リリーからの電話を受けたエミリーは、両親に焼き殺されようとしていた彼女をバーロンと共に助ける。
両親は逮捕され、リリーは自分に優しく接するエミリーと暮らすことを望む。
一度はそれを断ったエミリーだったが、愛らしいリリーに情が移り彼女を受け入れる。
新たな生活を始めた２人だったが、リリーに恐怖を感じた、エミリーの親友のダグラス（ブラッドレイ・クーパー）が犠牲となり、周辺で殺人事件が発生する・・・。
結果的にヒットには至らなかったため、日本でも劇場未公開に終わった作品ではあるが、実力派レニー・ゼルウィガーや人気スターのブラッドレイ・クーパー、ベテランのイアン・マクシェーン、そして子役として既にキャリアを積んでいるジョデル・フェルランドら、魅力的なキャストが注目の作品。
しかし、ストーリーにあまり新鮮味もなく、恐怖の度合いや緊迫感も今一歩といった感じで終始し、平凡なラストも消化不良気味だ。
とは言え、個性を生かした、主人公ら個々の演技は見応えがあり、特に撮影当時11歳だった”悪魔の少女”ジョデル・フェルランドの、冷めた演技が印象に残る。
その彼女に手玉に取られる主人公のレニー・ゼルウィガーは、ソーシャルワーカーということで地味さを前面に出し、普段は気丈に振舞う女性が、追い詰められていく姿を熱演している。
無表情の眼差しが恐怖感を与えるジョデル・フェルランド、彼女の餌食になる刑事イアン・マクシェーンとセラピストのブラッドレイ・クーパー、少女の両親役カラム・キース・レニーとケリー・オマリー、主人公の同僚エイドリアン・レスターなどが共演している。
