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クリフハンガー Cliffhanger (1993)

雪山で現金強奪事件に巻き込まれた元レスキュー隊員と仲間達の戦いを描く、脚本、主演シルヴェスター・スタローン、製作、監督レニー・ハーリンジョン・リスゴーマイケル・ルーカー他共演のアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

シルヴェスター・スタローン / Sylvester Stallone 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督レニー・ハーリン

製作総指揮 :マリオ・カサール
製作:レニー・ハーリン
脚本
マイケル・フランシス

シルヴェスター・スタローン
撮影:アレックス・トムソン
編集:フランク・J・ユリオステ
音楽 トレヴァー・ジョーンズ

出演
ゲイブ・ウォーカー:シルヴェスター・スタローン

エリック・クエイルン:ジョン・リスゴー
ハル・タッカー:マイケル・ルーカー
ジェシー・ディーガン:ジャニン・ターナー
クリステル:キャロリン・グダール
ウォルター・ライト:ポール・ウィンフィールド
リチャード・トラヴァース:レックス・リン
カイネット:レオン
フランク:ラルフ・ウェイト
エヴァン:マックス・パーリック
デルマー:クレイグ・フェアブラス
ブレット:テリー・ブロウネル
セスマン:ヴィト・ルギニス
財務省局員:ブルース・マッギル
サラ:ミシェル・ジョイナー

アメリカ 映画
配給 トライスター・ピクチャーズ

1993年製作 113分
公開
北米:1993年5月28日
日本:1993年12月
製作費 $65,000,000
北米興行収入 $84,049,210
世界 $255,000,000


アカデミー賞 ■
第66回アカデミー賞

・ノミネート
録音・音響効果・視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロッキー山脈
クライマー兼レスキュー隊員ゲイブ・ウォーカー(シルヴェスター・スタローン)は、同僚で親友のハル・タッカー(マイケル・ルーカー)が山で負傷して救出に向かった際、彼の恋人サラ(ミシェル・ジョイナー)の救出に失敗し、彼女を死なせてしまう。

8ヵ月後、コロラドデンバー財務省造幣局
現金1億ドルを輸送する捜査官リチャード・トラヴァース(レックス・リン)は、上司ウォルター・ライト捜査官(ポール・ウィンフィールド)に、FBI捜査官のセスマン(ヴィト・ルギニス)が転勤のため、輸送機に同乗させるよう命ぜられる。

...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ロッキー山脈
クライマー兼レスキュー隊員ゲイブ・ウォーカーは、同僚で親友のハルの恋人の救出に失敗して死なせてしまう。
8ヵ月後、財務省造幣局捜査官のトラヴァースは、現金1億ドル輸送の任務に就く。
ゲイブは、事件以来、そのことで自分を責め続け、レスキュー隊を辞め山を降りていたが、元恋人で同僚だったジェシーに慰められる。
同じ頃、1億ドルを積んだ輸送機に、身元不明のジェット機が接近し、トラヴァースの手引きで現金ケースを運び出そうとする。
ジェット機にワイヤーを張り、ケースを移そうとするが、輸送機は爆発し、ケースは山中に落下して、制御不能になったジェット機は不時着する。
現金を狙う集団のリーダー、クエイルンは、ケースに付けられた発信機でそれを捜そうとする。
しかし、トラヴァースはそれを使うコードを教えようとしない。
クエイルンは、吹雪で遭難した登山隊を装いレスキュー隊に連絡して、現金のケース3個を奪う方法を考える。
その連絡を受けたジェシーは、単独で現場に向かったハルのことをゲイブに伝えて協力を要請する。
ゲイブは一旦それを断るものの、先回りをして山に登る。
そして、ゲイブとハルは合流し、二人は、わだかまりを抱えながら、クエイルン達の元に到着するのだが・・・。
__________

ダイ・ハード2」(1990)で大抜擢されて、メガヒットを記録したレニー・ハーリンのアクション娯楽大作。

北米興行収入は期待ほどではなかったものの、海外で大ヒットを記録し、全世界で約2億5500万ドルを稼ぎ出した。

製作費 $65,000,000
北米興行収入 $84,049,2110

第66回アカデミー賞では、録音、音響効果、視覚効果賞にノミネートされた。

原題の”Cliffhanger” とは、文字通り、崖にぶら下がるという意味だが、連続活劇のことでもあり、本作は両方の意味を掛け合わせてある。

手に汗握るアクションの連続と、スピーディーでテンポの良いレニー・ハーリンの演出は、ストーリーも単純明快であり誰にでも楽しめる。

雄大な大自然をイメージさせる、トレヴァー・ジョーンズの素晴しい主題曲と、ロッキー山脈の美しい山々が、気分を爽快にさせてもくれる。

”ストレス解消”というのはオーバーだが、時間が経つと無性に見たくなる作品でもある。

40代半ば過ぎとは思えない、シルヴェスター・スタローンの逞しい肉体と、体を張った演技は見応え十分。

Tシャツ一枚で、激寒の雪山に挑むシーンは、やや無理もあるが、その極端な演出が彼には丁度よいくらいにも思える。
撮影の間だけだとしても、あの軽装で山頂にいる姿は、信じ難いほどの役者魂だ。

ジョン・リスゴーの、知性を感じる悪役も存在感抜群だ。

ラストでわだかまりを捨て、主人公と新たな友情が芽生えるマイケル・ルーカーも、悪役が多い彼にしては、好感度の高い役どころだ。

ヒロインのジャニン・ターナーは、同僚二人の友情を支える、誠実なレスキュー隊員を好演している。

一味のパイロットキャロリン・グダール財務省の捜査官役ポール・ウィンフィールド、悪に寝返る捜査官レックス・リン、一味のレオンクレイグ・フェアブラス、レスキュー隊員のラルフ・ウェイト、事件に巻き込まれるダイビングの若者マックス・パーリック、テリー・ブロウネル、FBI捜査官ヴィト・ルギニス財務省捜査官のブルース・マッギル、そして、冒頭落下事故で死亡するミシェル・ジョイナーなどが共演している。


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