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アイ・イン・ザ・スカイ Eye in the Sky (2015)

東アフリカで実行されるテロリスト捕獲を目的とするイギリス、アメリカ両軍による統合作戦を描く、製作コリン・ファース、監督ギャヴィン・フッド、主演ヘレン・ミレンアラン・リックマンバーカッド・アブディジェレミー・ノーサムアーロン・ポールフィービー・フォックスイアン・グレン他共演のサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ギャヴィン・フッド
製作総指揮
クローディア・ブルームヒューバー
ベネディクト・カーヴァー
グザヴィエ・マルシャン
製作
ゲド・ドハティ
コリン・ファース
デヴィッド・ランカスター
脚本:ガイ・ヒバート
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
音楽
ポール・ヘプカー
マーク・キリアン

出演
キャサリン・パウエル大佐:ヘレン・ミレン
フランク・ベンソン中将:アラン・リックマン
スティーヴ・ワッツ中尉:アーロン・ポール
キャリー・ガーション一等航空兵:フィービー・フォックス
ジャマ・ファラ:バーカッド・アブディ
ブライアン・ウッデール閣外大臣:ジェレミー・ノーサム
ジェームズ・ウィレット英外相:イアン・グレン
エド・ウォルシュ中佐:ギャヴィン・フッド
アンジェラ・ノース政務次官:モニカ・ドラン
ケン・スタニックアメリカ合衆国国務長官:マイケル・オキーフ
ハワード・ウェッブ少佐:ジョン・ヘファーナン
マイク・グリーソン軍曹:カール・ベウクス
マシュタグ・サディク軍曹:バボー・シーセイ
ジョージ・マサーソン法務長官:リチャード・マッケーブ
ルーシー・ガルヴェス一等空兵:キム・エンゲルブレヒト
モーゼス・オウィティ少佐:ヴジー・クネーネ
トム・ベラミー:ダニエル・フォックス
ジリアン・ゴールドマン:ライラ・ロビンズ

イギリス 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
Entertainment One
2015年製作 102分
公開
イギリス:2016年4月8日
北米:2016年4月1日
日本:2016年12月23日
製作費 $13,000,000
北米興行収入 $18,704,600


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
東アフリカ時間、午前7時、ケニアナイロビ
少女アリア・モアリムは、修理屋である父親のムサにフラフープを作ってもらい、楽しそうにそれで遊ぶ。

イングランドサリーグリニッジ標準時、午前4時15分。
起床したイギリス陸軍諜報部のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ソマリアイスラム勢力”アル・シャバブ”が、ナイロビで現地の情報屋を処刑したことを知る。

アメリカ、ネバダ州、ラスベガス太平洋標準時、午前8時45分。
アメリカ空軍の無人航空機”MQ-9 リーパー”のパイロット、スティーヴ・ワッツ中尉(アーロン・ポール)は目覚める。

ロンドンノースウッド司令部
常設統合司令部に到着したパウエルは、E作戦3の準備が完了したことを部下のマシュタグ・サディク軍曹(バボー・シーセイ)から知らされる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ケニアナイロビ
ソマリアイスラム勢力”アル・シャバブ”に加わるイギリス国籍のスーザン・ダンフォード他を捕獲を目的とする、イギリス・アメリカ両軍による統合作戦が実行される。
作戦を指揮するイギリス陸軍諜報部のキャサリン・パウエル大佐は、”COBRA”(内閣府ブリーフィングルームA)の国防副参謀長ベンソン中将(アラン・リックマン)からの指令を受ける。
ネバダ州、クリーチ空軍基地では、アメリカ空軍の無人航空機”MQ-9 リーパー”のパイロット、ワッツ中尉とガーション一等航空兵がターゲットの監視を続ける。
ターゲットの捕獲が目的の作戦だったが、東アフリカの最重要指名手配リストに名を連ねるダンフォードの確認に加え、自爆テロの準備が進められていることが分かる。
状況が変わったパウエルは、捕獲から殺害に作戦を変更し、直ちにターゲットを攻撃する許可をCOBRAに求める。
法的観点や付随的損害予測を考慮した結果、ようやく攻撃は許可されるものの、ターゲット付近に一人の少女がいることが確認される。
テロの準備は進められ、攻撃により少女が巻き添えになることが確実視される中、パウエルらは決断を迫られる・・・。
__________

コリン・ファースが製作に参加し、「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」(2009)などを監督した南アフリカ出身のギャヴィン・フッドが演出した作品。
ギャヴィン・フッドは、無人航空機”MQ-9 リーパー”のパイロットに指示を与えるアメリカ空軍中佐役で出演もしている。

大規模な攻撃ではなく、犠牲者を最小限に抑えることを考慮したテロリストの捕獲が目的の作戦が実行されようとする序盤から、自爆テロが行われることにより状況が一変する辺りから緊迫感が増す。

イギリスとアメリカによる統合作戦は完璧な調査と情報を基に実行され、ターゲットの攻撃事態は容易に行えるのだが、一人の少女の命を巡り、両国軍と政府などが激しく議論を戦わせるバックグラウンドが生々しく描かれた見応えのある作品。

また、鳥型航空機”オーニソプター”や昆虫型小型ドローンなど、最新鋭兵器を駆使した現代の戦争を映し出す映像が興味深い。

COBRA”(内閣府ブリーフィングルームA)で司令を出す、国防副参謀長役のアラン・リックマンは公開前に亡くなり、彼を偲ぶ作品であることがエンドロールで表記される。

主演のヘレン・ミレンは、厳しい状況下に置かれながら軍人としての任務を果たす、作戦を指揮するイギリス陸軍諜報部の大佐を好演している。

苦悩しながら命令に従うアメリカ空軍の無人航空機”MQ-9 リーパー”のパイロット、アーロン・ポール、その同僚である一等航空兵のフィービー・フォックスケニア国家情報局工作員のバーカッド・アブディ、”COBRA”(内閣府ブリーフィングルームA)のメンバーである閣外大臣のジェレミー・ノーサム、政務次官のモニカ・ドラン、法務長官のリチャード・マッケーブ、外務大臣のイアン・グレン、アメリカ合衆国国務長官マイケル・オキーフ、作戦本部の法務担当官ジョン・ヘファーナン、主人公の部下カール・ベウクスバボー・シーセイアメリカ空軍の画像解析班である一等空兵キム・エンゲルブレヒトケニア陸軍特殊部隊を指揮する少佐ヴジー・クネーネ、アメリカ合衆国国家安全保障会議上級法律顧問のライラ・ロビンズなどが共演している。


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