5164 Movies

フラットライナーズ Flatliners (1990)

死後の世界を知ろうとする医学生の異様な臨死体験を描く、製作マイケル・ダグラス、監督ジョエル・シュマッカーキーファー・サザーランドジュリア・ロバーツケヴィン・ベーコン他共演のスリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:ジョエル・シュマッカー

製作総指揮
スコット・ルーディン

マイケル・I・ラックミル
ピーター・フィラルディ
製作
マイケル・ダグラス

リック・ビーバー
脚本:ピーター・フィラルディ
撮影:ヤン・デ・ボン
編集:ロバート・ブラウン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
ネルソン・ライト:キーファー・サザーランド

レイチェル・マナス:ジュリア・ロバーツ
デヴィッド・ラブレシオ:ケヴィン・ベーコン
ジョー・ハーレー:ウィリアム・ボールドウィン
ランディ・ステックル:オリヴァー・プラット
ウィニー・ヒックス:キンバリー・スコット
アン・コールドレン:ホープ・デイヴィス

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

1990年製作 114分
公開
北米:1990年8月10日
日本:1991年2月22日
製作費 $26,000,000
北米興行収入 $61,490,000


アカデミー賞 ■
第63回アカデミー賞

・ノミネート
音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シカゴ
医学生のネルソン・ライト(キーファー・サザーランド)は、解剖の授業中のレイチェル・マナス(ジュリア・ロバーツ)に声をかけ、ランディ・ステックル(オリヴァー・プラット)とジョー・ハーレー(ウィリアム・ボールドウィン)とで実施することに決めた実験に彼女を誘う。

レイチェルはそれを断るが、ネルソンは彼女が必ず参加すると自信を見せる。

停学処分を受けているデヴィッド・ラブレシオ(ケヴィン・ベーコン)も誘ったネルソンは、彼にも断られるが諦める気はなかった。

その夜、死後の世界を見るため、ネルソンは自ら実験台になり、ジョーとステックルと共に準備を始める。

そこにレイチェルが現れ、覚悟を決めたネルソンは、処置を始めるよう指示して眠る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シカゴ
医学生ネルソン・ライトは、学友のレイチェル、デヴィッド、ジョー、ステックルを誘い、死後の世界を見る実験を試みる。
自ら実験台になったネルソンは1分後に蘇生され、その体験に興奮する。
ところが、その後ネルソンの前には、少年時代にいじめた少年が現れ襲われてしまう。
続いて死後を体験したジョーは、付き合った女性達のイメージが現実でもつきまとい苦悩する。
学生達は、それを体験するために時間を延ばすことを争い、デヴィッドは、子供時代にいじめた黒人少女の幻影を見るようになる。
また、レイチェルの前には、自殺した父親が現れる。
その体験に怯えるようになった学生達は、少年に襲われることを隠していた、初めに死を体験したネルソンを非難するのだが・・・。
__________

ファッション関係者を経て脚本家、そして1980年代初頭から監督として活躍を始めたジョエル・シュマッカーが、当時の期待の若手俳優を起用して、マイケル・ダグラスが製作に参加した異色スリラーとして話題になった作品。

出来過ぎとも言える実験を、深く追及するのは止めて、そのアイデアはなかなか面白い。

セリフにもあるが、神の領域を犯した者の罰か・・・、興味本位で死後の世界を覗こうとする若者達の恐怖と奇妙な体験を描く、サスペンス・ホラーとしてもまずまず楽しめる作品。

確りとした仕事という感じのヤン・デ・ボンの撮影、ジェームズ・ニュートン・ハワードの雰囲気のある音楽も印象に残る。

ブレイク前の若手スターらは魅力的な演技を見せ、興行的にも期待以上の成績を残した。

製作費 $26,000,000
北米興行収入 $61,490,000

第63回アカデミー賞では、音響編集賞にノミネートされた。

実験の発案者であり、恐怖の体験をする主人公を熱演するキーファー・サザーランド、自殺した心癒えない父親の幻影の出現に苦悩するジュリア・ロバーツ、いじめた少女に謝罪して苦悩を克服するケヴィン・ベーコン、付き合った多くの女性達の幻影に悩むウィリアム・ボールドウィン、体験はせずにサポートするオリヴァー・プラット、デヴィッド(K・ベーコン)の謝罪を受ける女性役キンバリー・スコット、ジョー(W・ボールドウィン)の婚約者ホープ・デイヴィスなどが共演している。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022