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ゴシカ Gothika (2003)

夫殺害の容疑で収監された精神科医が何者かに操られながら体験する恐怖を描く、製作ロバート・ゼメキスジョエル・シルバー、監督マチュー・カソヴィッツ、主演ハル・ベリーロバート・ダウニーJr.ペネロペ・クルスチャールズ・S・ダットンジョン・キャロル・リンチバーナード・ヒル他共演のゴシック・ホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー

ロバート・ダウニーJr. / Robert Downey Jr. 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:マチュー・カソヴィッツ

製作
ロバート・ゼメキス
ジョエル・シルバー
スーザン・レヴィン
L・レヴィン
製作総指揮
ドン・カーモディ
スティーヴ・リチャーズ
ゲイリー・アンガー
脚本:セバスチャン・グティエレス
撮影:マシュー・リバティーク
編集:ヤニック・ケルゴー
音楽:ジョン・オットマン

出演
ミランダ・グレイ:ハル・ベリー
ピート・グレアム:ロバート・ダウニーJr.
クロエ・サバ:ペネロペ・クルス
ダグラス・グレイ医師:チャールズ・S・ダットン
ボブ・ライアン保安官:ジョン・キャロル・リンチ
フィル・パーソンズ:バーナード・ヒル
テディ・ハワード:ドリアン・ヘアウッド
アイリーン:ブロンウェン・マンテル
レイチェル・パーソンズ:キャスリーン・マッキー
ターリントン:マシュー・G・テイラー
ジョー:ミシェル・ペロン

アメリカ 映画
配給
ワーナー・ブラザーズ(北米)
コロンビア・ピクチャーズ(世界)
2003年製作 98分
公開
北米:2003年11月21日
日本:2004年2月28日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $59,694,600
世界 $141,591,320


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ウッドワード女子刑務所精神科医療施設の精神科医ミランダ・グレイ(ハル・ベリー)は、囚人のクロエ・サバ(ペネロペ・クルス)の話を聞く。

義父を殺害した様子を話すクロエは、その理由を訊かれ、悪魔にレイプされたからだと言って声を荒げる。

取り乱すクロエは職員に取り押さえられて監房に向い、ミランダを罵る。

施設責任者である医師で夫のダグラス(チャールズ・S・ダットン)の元に向かったミランダは、クロエのことを話す。

クロエの治療に行き詰まるミランダだったが、記憶を抑圧する能力は生きるためには欠かせないため、クロエは生き延びたと言うダグラスに励まされる。

そこに現れた医師ピート・グレアム(ロバート・ダウニーJr.)は、出かける用があるダグラスが去った後で、ピザを食べようと言ってミランダを誘うが、彼女は忙しいと言って部屋に向かう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ウッドワード女子刑務所精神科医療施設の精神科医ミランダ・グレイは、男にレイプされると言う話を繰り返す囚人クロエの治療に行き詰まっていた。
そんなミランダは帰宅途中、迂回した道の橋を渡った直後に、現れた少女を避けようとして事故を起こしてしまう。
少女は炎と共に姿を消し、その後、目覚めたミランダは、自分が施設に収監されていることに気づく。
同僚のピートから、施設責任者である夫を自分が殺したと言われたミランダは、当然、それを否定する。
そしてミランダは、自分にとり憑いた少女が、何かを訴えたいのではないかと考えるのだが・・・。
__________

ロバート・ゼメキスジョエル・シルバー、後にロバート・ダウニーJr.と結婚するスーザン・レヴィンら設立された、ホラー映画専門の製作会社”ダークキャッスル・エンタテインメント”の作品。

北米興行収入は約5970万ドル、全世界では約1億4200万ドル、同社最高のヒット作となった。

俳優としても活躍する、マチュー・カソヴィッツハリウッドデビュー作。

オスカー女優ハル・ベリーと、薬物問題を克服した頃のロバート・ダウニーJr.、注目のペネロペ・クルスなどの共演が話題になった作品でもある。

重々しい雰囲気の中で展開するサスペンスフルなホラーであり、実力派スターの演技のぶつかり合いは見もので、脇を固める個性派のキャスティングもいい。

度を超す過激映像ではなく、主人公の心理、思惑の移り変わりなどを繊細に描く、マチュー・カソヴィッツの演出も実に丁寧だ。

しかし、真相を謎として描こうとし過ぎる中盤の展開はやや難ありで、結末や犯人なども何となく予想できてしまう。

ある種の能力を備えているための幻覚か・・・それによる恐怖体験をする主人公を熱演するハル・ベリー、完全復帰してハリウッドの頂点を極めることになる、その後の活躍を暗示させるような確かな演技を見せる、主人公の同僚医師ロバート・ダウニーJr.、主人公が担当する、囚人として収監されている精神患者ペネロペ・クルス、主人公の夫である施設責任者のチャールズ・S・ダットン、彼と共謀する性犯罪者だった保安官のジョン・キャロル・リンチ、主人公の同僚医師バーナード・ヒル、幻覚として登場するその娘キャスリーン・マッキー、主人公の弁護士ドリアン・ヘアウッド、看護師ブロンウェン・マンテル、警官マシュー・G・テイラー、警備員ミシェル・ペロンなどが共演している。


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