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貴方なしでは Made for Each Other (1939)

運命的に出会い結婚した男女の苦難の日々を描く、製作デヴィッド・O・セルズニック、監督ジョン・クロムウェル、主演キャロル・ロンバードジェームズ・スチュワートチャールズ・コバーン他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

ジェームズ・スチュアート / James Stewart / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・クロムウェル

製作:デヴィッド・O・セルズニック
原作:ローズ・フランケン
脚本:ジョー・スワーリング
撮影:レオン・シャムロイ
編集:ジェームズ・E・ニューカム
音楽:オスカー・レヴァント

出演
ジェーン・メイソン:キャロル・ロンバード

ジョン・ホレイス・メイソン:ジェームズ・スチュワート
ジョセフ・M・ドリトル:チャールズ・コバーン
ハリエット・メイソン:ルシル・ワトソン
カーター:ドナルド・ブリッグス
リリー:ルイーズ・ビーヴァース
ヒーリー医師:ハリー・ダヴェンポート
ジム・ハットン:ウォード・ボンド
コンウェイ:エディ・クィラン
シスター・マデリン:アルマ・クルーガー
ユーニス・ドリトル:ルース・ウェストン

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1939年製作 92分
公開
北米:1939年2月10日
日本:不明


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
人口7,434,346人の中の一人、弁護士のジョン・ホレイス・メイソン(ジェームズ・スチュワート)は、出張先のボストンで運命的にジェーン(キャロル・ロンバード)と出会い、結婚して戻ったばかりだった。

事務所で皆に祝福されたジョンは、同僚のカーター(ドナルド・ブリッグス)から、判事ジョセフ・M・ドリトル(チャールズ・コバーン)の娘ユーニス(ルース・ウェストン)との関係を追及される。

それを否定したジョンは、現れた判事に出張した際に結婚も済ませたことを伝える。

判事のオフィスに呼ばれたジョンは、難聴の彼に理解できるよう、妻ジェーンと出会った経緯などを説明する。

そこにジェーンから手紙が届き、判事は、この街にいる妻から手紙が届いたことに驚く。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
弁護士のジョン・ホレイス・メイソンは、出張先で運命的に出会ったジェーンと結婚する。
それを上司のドリトル判事に知らせたジョンは、新婚旅行の休暇をもらう。
母ハリエットは、ジョンとジェーンの結婚に驚くものの、一応、二人を祝福する。
人がいいだけが取り柄のジョンは、裁判のためにヨーロッパへの新婚旅行を中止してしまう。
昇進もなくなったジョンは子どもも生まれ、生活は苦しくなる一方で、ジェーンと母ハリエットの仲もうまくいかない。
幸せを夢見たジョンはジェーンを不幸にしてしまったと考え、結婚したことを後悔する日々が続く・・・。
__________

序盤はコメディとして進行し、後半からは夫婦の苦難の日々を描く内容に激変する。

人間の幸福を考えさせられる重々しい雰囲気のドラマに加え、サスペンス・アクション風の描写なども取り入れたジョン・クロムウェルの演出手腕が見所の作品ではあるが、ユーモアの取り入れ方他、構成がチグハグで説得力に欠ける部分が気になる。
ジョン・クロムウェルは、俳優ジェームズ・クロムウェルの父)

人がいいだけの平凡な弁護士のジェームズ・スチュワートと、その妻で夫とは性格が違う猪突猛進タイプの気の強いキャロル・ロンバードの夫婦関係の描写が興味深かったために、一転して暗い雰囲気になってしまう後半は結構ストレスがたまってしまう。

感動のドラマも加えたクライマックスで、盛り上げようとする気持ちも分かるのだが、やはり観客は、ラストのユーモアの様な展開を望んだのではないだろうか。

それぞれ持ち味は生かして好演はしている主人公夫婦キャロル・ロンバードジェームズ・スチュワート、その母親ルシル・ワトソン、判事のチャールズ・コバーン、弁護士ドナルド・ブリッグス、主人公のメイド役ルイーズ・ビーヴァース、医師ハリー・ダヴェンポート、パイロットのウォード・ボンドエディ・クィラン、シスターのアルマ・クルーガー、判事の娘ルース・ウェストンなどが共演している。


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