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マン・オン・ザ・ムーン Man on the Moon (1999)

実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの生涯を描く、監督ミロス・フォアマン、主演ジム・キャリーダニー・デヴィート(製作総指揮兼)、コートニー・ラヴポール・ジアマッティ他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督:ミロス・フォアマン

製作
ダニー・デヴィート

ステイシー・シェア
マイケル・シャンバーグ
製作総指揮
ハワード・ウェスト
ジョージ・シャピロ

マイケル・ハウスマン
脚本
スコット・アレクサンダー

ラリー・カラゼウスキー
撮影:アナスタス・N・ミコス
編集
アダム・ブーム
クリストファー・テレフセン

リンジー・クリングマン
音楽:R.E.M.

出演
アンディ・カウフマン/トニー・クリフトン:ジム・キャリー

ジョージ・シャピロダニー・デヴィート
リン・マーグリース:コートニー・ラヴ
メイナード・スミス:ヴィンセント・スキャヴェリ
ボブ・ズムダ/トニー・クリフトン:ポール・ジアマッティ
クリスタル・ヒーラー:シドニー・ラシック
エド・ワインバーガーピーター・ボナーズ
スタンリー・カウフマン:ジェリー・ベッカー
ジャニス・カウフマン:レスリー・ライルズ
マイケル・カウフマン:マイケル・ケリー
バッサーマン:ジョージ・シャピロ
ジャック・バーンズ:ボブ・ズムダ
ネアリー:メアリー・リン・ライスカブ
ナショナル・エンクワイアラー編集長:トレーシー・ウォルター
青年:パットン・オズワルド
エレノア・C・グールド:ドリス・イートン・トラヴィス
本人:リチャード・ベルザー
本人:ジェリー・ローラー
本人:クリストファー・ロイド
本人:ジャド・ハーシュ
本人:キャロル・ケイン
本人:デヴィッド・レターマン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1999年製作 119分
公開
北米:1999年12月22日
日本:2000年6月10日
製作費 $82,000,000
北米興行収入 $34,607,430
世界 $47,434,430


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1957年、ニューヨークロングアイランドグレート・ネック
部屋に閉じ篭りテレビ番組に憧れる8歳の少年アンディ・カウフマンは、子供らしく外で遊び、壁ではなく生身の人間に向と接するよう父親スタンリー(ジェリー・ベッカー)から言われる。

1975年。
成長したカウフマンはコメディアンを目指してステージに立つが、全く受けないまま、バーのオーナー、バッサーマン(ジョージ・シャピロ)に解雇される。

その後も即興芸のステージに立ったカウフマンは、外国人として異様な話し方で登場し、”マイティ・マウス”のテーマ曲をレコードでかけたり、”ジミー・カーター大統領”のものまねをするが全く受けない。

ところが、全く雰囲気の違う”エルヴィス・プレスリー”の芸を始めたカウフマンは大いに受ける。

その場にいたタレント・マネージャーのジョージ・シャピロダニー・デヴィート)は、カウフマンの芸に目をつける。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1975年、コメディアンを目指すアンディ・カウフマンは、タレント・マネージャーのジョージ・シャピロの目に留まり、同年の10月に始まった”NBC”のコメディ・バラエティ番組”サタデー・ナイト・ライブ”に出演する。
その後、シャピロから”ABC”の新企画お笑いドラマ”Taxi”に出演するチャンスを得たカウフマンは、”トニー・クリフトン”というラスベガスのラウンジ歌手を出演させる条件などを出してその話を受ける。
実はクリフトンはカウフマンであり、彼の友人で構成作家のボブ・ズムダと共に考えたキャラクターだった。
Taxi”出演で人気者になったカウフマンだったが、勝手な行動を非難されてトラブルを起こし問題となる。
カウフマン自身はそれに納得がいかず、独自の笑いを追求するのだが・・・。
__________

35歳の若さでこの世を去ったコメディアン、アンディ・カウフマンの短い生涯を、彼と親交のあった多くのテレビ関係者やスターを起用してミロス・フォアマンが演出した注目作。

天才か狂人か・・・一人の青年の生き様を深く追及した人減ドラマ的な物語でもあり、少々脚色された部分はあるものの、アンディ・カウフマンのキャラクターをリアルに映し出し、時代の雰囲気を見事に伝える構成やミロス・フォアマンの演出は見応がえあり実に愉快でもある。

コメディアンということもあり異星人のようなアンディ・カウフマンの愛すべきキャラクターは今見ても実に新鮮なのだが、個人の好みで見方が変わるということで賛否は別れるとも言える。

アンディ・カウフマン他が演ずる、いかにも三流芸人風歌手”トニー・クリフトン”のパフォーマンスがまた印象的で、本人のキャラクター以上にインパクトが強く、下品でナンセンスなギャグがまたいい。

一世一代の名演と言っていいジム・キャリーが演じるに相応しい役は各方面で絶賛されるものの、見事にゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞するが、アカデミー賞では彼の演技賞を含めてノミネートさえされなかった。

主人公の才能を見出すタレント・マネージャーのジョージ・シャピロ役で、アンディ・カウフマンと親交のあったダニー・デヴィート、主人公の恋人コートニー・ラヴミロス・フォアマン作品の常連である”ABC”の重役ヴィンセント・スキャヴェリ、主人公の親友で構成作家ボブ・ズムダ役のポール・ジアマッティ、水晶占い師シドニー・ラシック、”Taxi”のプロデューサー、エド・ワインバーガー役のピーター・ボナーズ、主人公の両親ジェリー・ベッカーレスリー・ライルズ、弟のマイケル・ケリー、バーのオーナー役でジョージ・シャピロ、コメディ番組”Fridays”のディレクター役ボブ・ズムダ、番組出演者メアリー・リン・ライスカブナショナル・エンクワイアラー編集長のトレーシー・ウォルター、主人公に本人かを尋ねる青年パットン・オズワルド、”カーネギー・ホール”のショーで倒れる老女優ドリス・イートン・トラヴィス、”サタデー・ナイト・ライブ”のプロデューサーである本人役のローン・マイケルズ、他本人役でリチャード・ベルザージェリー・ローラークリストファー・ロイドジャド・ハーシュ、、キャロル・ケインデヴィッド・レターマンなどが共演している。


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