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サロゲート Surrogates (2009)

2005-2006年に出版された同名コミックを基に映画化された作品。
人間の身代わりアンドロイド”サロゲート”が支配する世界を疑問視するFBI捜査官の戦いを描く、監督ジョナサン・モストウブルース・ウィリスラダ・ミッチェルロザムンド・パイクヴィング・レイムスジェームズ・クロムウェルSFサスペンス・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF

ブルース・ウィリス / Bruce Willis 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョナサン・モストウ

製作総指揮:エリザベス・バンクス
製作
デヴィッド・ホバーマン

トッド・リーバーマン
マックス・ハンデルマン
原作:ロバート・ヴェンディッティThe Surrogates
脚本
マイケル・フェリス

ジョン・ブランカトー
撮影:オリヴァー・ウッド
編集:ケヴィン・スティット
音楽:リチャード・マーヴィン
主題歌:ブレイキング・ベンジャミン”I Will Not Bow”

出演
トム・グリアー:ブルース・ウィリス
ジェニファー・ピータース:ラダ・ミッチェル
マギー・グリアー:ロザムンド・パイク
予言者:ヴィング・レイムス
ライオネル・キャンター博士:ジェームズ・クロムウェル
アンディ・ストーン:ボリス・コジョー
キャンター:ジェームズ・フランシス・ギンティ
ボビー・サンダース:デヴィン・ラトレイ
ブレンドン大佐:マイケル・カドリッツ
マイルズ・ストリックランド:ジャック・ノーズワージー

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

2009年製作 88分
公開
北米:2009年9月25日
日本:2010年1月22日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $38,542,420
世界 $122,444,770


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
近未来。
人間の身代わりアンドロイド”サロゲート”が一般化し、その影響で世界の犯罪、伝染病は激減し、人種差別はなくなり、人類の抱えていた問題は解決する。

しかし、その後サロゲートを拒否する者達が、独立区を全国各地に設置するようになる。

サロゲートのFBI捜査官トム・グリアー(ブルース・ウィリス)とジェニファー・ピータース(ラダ・ミッチェル)の二人は、二体のサロゲートが破壊される事件の捜査を始める。

その後、グリアーとピータースは、破壊された男性サロゲートのオペレーターも殺され、それが、サロゲートの生みの親である、天才科学者のライオネル・キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)の息子だということを知る。

キャンター本人は姿を隠しているため、グリアーとピータースは、彼のサロゲート(ジェームズ・フランシス・ギンティ)に会い、殺された息子に恨みを持つ者はいなかったことを確認する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
天才科学者のキャンター博士によって開発された”サロゲート”(身代わりアンドロイド)が一般化した犯罪が激減した世界。

サロゲートが破壊され、そのオペレーターも死亡する事件が起きる。
捜査を始めたサロゲートのFBI捜査官トム・グリアーとピータースは、何者かにより開発されたサロゲートとオペレーターを抹殺する武器の存在を知る。
その武器が、反サロゲート派の手に渡ってしまったため、グリアーはそれを追う。
しかし、グリアーは反対派の区域で破壊されてしまい、オペレーターであるグリアー本人が、その事件解決に挑もうとするのだが・・・。
__________

2005-2006年に出版された同名コミックを基に映画化された作品。

人間の身代わりアンドロイド”サロゲート”が支配する世界を疑問視するFBI捜査官の戦いを描いたSFサスペンス・アクション。

進化し過ぎたテクノロジーに支配される人間社会に警鐘を鳴らす内容で描かれたSF映画は数多くあるため、物語にそれほど新鮮味はない。

生身の人間に支配権が戻る結末も平凡であり、彼らしいと言えばそれまでだが、ジョナサン・モストウのいつもながらのパンチが足りない演出が気になる。

疲弊した人間の姿と、彼らの代行となり世の中で行動するアンドロイドの描写や対比はまずまず楽しめる。

製作費8000万ドル、ブルース・ウィリス主演、他実力派スターも多く出演する大作だけに話題になった作品ではあるが、北米興行収入は4000万ドルにも届かない結果に終わった。
全世界では、約1億2200万ドルでまずまずのヒットとなった。

頭髪の量も豊かで、のっぺりとしたメイクで登場するブルース・ウィリスは、タフガイというよりも、心の傷を背負い苦悩しながら人間らしさを追及する男を熱演している。

敵味方両者を演ずるサロゲートのFBI捜査官役ラダ・ミッチェル、主人公の妻でサロゲートと二役を演ずるロザムンド・パイク、カルト教祖的な存在の人権擁護派のリーダー、ヴィング・レイムス、サロゲートの開発者役ジェームズ・クロムウェル、彼を抹殺しようとするFBI捜査官役のボリス・コジョー、キャンター博士(J・クロムウェル)のサロゲートのジェームズ・フランシス・ギンティ、システム管理官デヴィン・ラトレイ、軍の大佐マイケル・カドリッツ、サロゲート抹殺犯役のジャック・ノーズワージーなどが共演している。


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