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パララックス・ビュー The Parallax View (1974)

殺害された上院議員の死を調査する記者が事件に関係する陰謀に巻き込まれていく、製作、監督アラン・J・パクラ、主演ウォーレン・ビーティポーラ・プレンティスウィリアム・ダニエルズヒューム・クローニン共演の社会派サスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:アラン・J・パクラ

製作:アラン・J・パクラ
脚本
デヴィッド・ガイラー

ロレンツォ・センプルJr.
撮影:ゴードン・ウィリス
編集:ジョン・W・ウィーラー
音楽:マイケル・スモール

出演
ジョー・フレディ:ウォーレン・ビーティ

リー・カーター:ポーラ・プレンティス
オースティン・タッカー:ウィリアム・ダニエルズ
ジャック・ヤンガー:ウォルター・マクギン
ビル・リンテルス:ヒューム・クローニン
暗殺者:ビル・マッキニー
ジョージ・ハモンド:ビル・デイヴィス
ネルソン・シュワルツコフ教授:アンソニー・ザーブ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1974年製作 102分
公開
北米:1974年6月14日
日本:1975年6月日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
シアトル、”スペースニードル”。
テレビ・リポーターのリー・カーター(ポーラ・プレンティス)は、大統領候補でもある上院議員の暗殺現場に居合わせる。

犯人(ビル・マッキニー)は目的を果たすが、もう一人は逃走しようとして落下死する。

政府調査委員会は、愛国者の単独犯であり共同謀議の疑いはないことを発表し、報道規制が敷かれる。

3年後。
地方新聞の記者ジョー・フレディ(ウォーレン・ビーティ)は、酒、ドラッグや女に溺れ自堕落な生活を送っていた。

フレディは警察沙汰を起こして、編集長ビル・リンテルス(ヒューム・クローニン)は、彼の行動に頭を抱える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シアトル
大統領候補でもある上院議員が暗殺されて、犯人は死亡して単独犯と判断される。
3
年後、その暗殺現場に居合せた者達が次々と死亡し、新聞記者のジョー・フレディは、元恋人でテレビ・リポーターのカーターも、その一人として怯えていることを知る。
カーターの話に半信半疑だったフレディだったが、彼女が自殺したために、事件を調査する目的で、他の犠牲者が出た町に向かう。
命を狙われながら手がかりを掴んだフレディは、”パララックス”社が、反社会的な者を雇用しようとしていることを知る。
暗殺者集団の存在を確信したフレディは、自らその組織に潜入して、陰謀を暴こうとするのだが・・・。
__________

それまで以前の製作者側の立場から、監督として活躍し始めたアラン・J・パクラが、謎の暗殺組織を調査する、アウトロー的な記者の危険な戦いをスリリングに描く、社会性のあるサスペンスに仕上げている。

今なら、やや手抜きのように思えるところもあ構成なども、それがまた1970年らしくもあり、当時の独特の雰囲気を想い起させる興味深い作品だ。

ハリウッドで、順調にキャリアを重ねていたウォーレン・ビーティは、自堕落な生活を続ける記者として、汚れ役的に登場し、無鉄砲ともいえる行動力で、事件調査に奔走する若者を熱演する。

呆気なく命を落とすのが残念な、主人公の元恋人で、テレビ・リポーター役のポーラ・プレンティス、暗殺される大統領候補の選挙参謀ウィリアム・ダニエルズ、暗殺組織のスカウト、ウォルター・マクギン、主人公が頼る編集長ヒューム・クローニン、暗殺者のビル・マッキニー上院議員のビル・デイヴィス、大学教授アンソニー・ザーブなどが共演している。


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