5164 Movies

ピンクパンサー2 The Pink Panther 2 (2009)

2006年に公開された「ピンクパンサー」新シリーズの続編。
ドジな捜査を進めるパリ警察のクルーゾー警部が巻き起こす騒動を描く、製作、主演スティーヴ・マーティンジャン・レノエミリー・モーティマーアンディ・ガルシアアルフレッド・モリーナジョン・クリーズジェレミー・アイアンズ他共演、監督ハラルド・ズワルトによる大爆笑コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ

スティーヴ・マーティン / Steve Martin / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ハラルド・ズワルト

製作:ロバート・シモンズ
製作総指揮
ショーン・レヴィ

アイラ・シューマン
原案
モーリス・リッチリン

ブレイク・エドワーズ
脚本
スコット・ノイスタッター

マイケル・H・ウェバー
スティーヴ・マーティン
撮影:デニス・クロッサン
編集:ジュリア・ウォン

作曲
クリストフ・ベック

ヘンリー・マンシーニ(テーマ曲)

出演
ジャック・クルーゾー警部:スティーヴ・マーティン
ギルバート・ポントン:ジャン・レノ
ニコル・デュラン:エミリー・モーティマー
ビチェンゾ・ブランカレオーネ:アンディ・ガルシア
ランダル・ペパリッチ主任警部:アルフレッド・モリーナ
ソニア・ソランドレス:アイシュワリヤー・ラーイ
マツド・ケンジ:松崎悠希
シャルル・ドレフュス主任警部:ジョン・クリーズ
イヴェット・ベレンジャー:リリー・トムリン
アロンソ・アヴェヤネダ:ジェレミー・アイアンズ
ローレンス・ミリキン:ジョニー・ハリディ
ジュベール警視総監:ジェフリー・パーマー

アメリカ 映画
配給
MGM

コロンビア・ピクチャーズ
2009年製作 92分
公開
北米:2009年2月6日
日本:2009年4月11日
北米興行収入 $35,922,980
世界 $75,946,620


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロンドン大英博物館で”マグナカルタ”、トリノでは”聖骸布”、京都で”天叢雲剣”が盗まれ、現場には”トルネード”という名入りのカードだけが残されていた。

シャルル・ドレフュス主任警部(ジョン・クリーズ)は、警視総監ジュベール(ジェフリー・パーマー)に呼び出される。

被害に遭った各国が捜査の精鋭を選び” ドリームチーム”を組み、フランスがその中心的立場に立つことになることを知らされる。

ドレフュスは、その指揮官を命ぜられると思っていたのだが、フランスの秘宝”ピンクパンサー”を奪還したジャック・クルーゾー警部(スティーヴ・マーティン)が、その指揮を執ることに決まる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ピンクの豹」(1963)
・「暗闇でドッキリ」(1964)
・「ピンク・パンサー2」(1975)
・「ピンク・パンサー3」(1976)
・「ピンク・パンサー4」(1978)
・「ピンク・パンサーX」(1982)
・「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」(1983)
・「ピンク・パンサーの息子」(1993)

・「ピンクパンサー」(2006)
・「ピンク・パンサー2」(2009)

*(簡略ストー リー)
大強盗”トルネード”が各国の秘宝を強奪し、被害国の捜査官を集めた”ドリームチーム”で捜査が始まる。
フランスがそのまとめ役になることになり、主任警部ドレフュスは、”ピンクパンサー”奪還の功績で一躍英雄となったジャック・クルーゾー警部をリーダーに任命せざるを得なくなる。
ドレフュスは、駐車違反係をさせていたクルーゾーを呼び出して彼の失敗を期待する。
クルーゾーは、ドジな行動や騒動を繰り返しながらも、補佐のポントンや秘書ニコルの協力で、犯人を絞り込んでいくのだが・・・。
__________

ドレフュス主任警部が、ケヴィン・クラインからジョン・クリーズに代わり、個性、実力派俳優勢揃いの豪華キャストが話題になった。

コメディなので許せるが、名の知れた俳優陣が、ただ単に画面を賑わしているだけという感じで、前作に比べて、スティーヴ・マーティンの個性もやや薄れてしまい新鮮味もない内容は残念だ。

ドレフュスへの当て付けのように、名誉賞を首から下げて駐車違反係を任されるスティーヴ・マーティンは、前作で評判になった”ハンバーガー”のギャグを皮切りに今回も大活躍し、秘書ニコルとの愛も手に入れる。

前作では、ドレフュスのスパイから次第にクルーゾーの人間性に惚れていく展開が人情を感じさせたジャン・レノが今回は、家庭の問題でクルーゾーに世話になるところも面白い。

イタリアの伊達男アンディ・ガルシアに言い寄られるエミリー・モーティマーの、純情無垢なおとぼけぶりも相変わらずだ。

やや影が薄い役柄だったのが残念なアルフレッド・モリーナ、元ミス・ワールドである、犯罪学者役のアイシュワリヤー・ラーイ、日本人でエレクトロニクスのスペシャリスト役松崎悠希、ドレフュス主任警部の熱演ぶりが実に可笑しいモンティ・パイソン・メンバー、ジョン・クリーズ、礼儀知らずなクルーゾーの教育係リリー・トムリン、そして演技派ジェレミー・アイアンズまで登場する豪華な顔ぶれには驚いてしまう。

まだ若いが苦労人の松崎悠希は、頑張ってはいるがという程度で、”1、2、3ではいセリフ”的なところが気になり、貴重な日本人俳優としては今後も期待できない。
役を選べる立場ではないだろうが、スター競演の中でタジタジだったのかも・・・

また、お馴染みのクルーゾーの愛車スマートはカラーは同じだが新型になっている。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022