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リーピング The Reaping (2007)

旧約聖書の“十の災い”に酷似した現象を調査する大学教授が体験する恐怖を描く、製作ジョエル・シルバーロバート・ゼメキス、監督スティーヴン・ホプキンス、主演ヒラリー・スワンクデビッド・モリシーアナソフィア・ロブイドリス・エルバスティーヴン・レイ他共演のホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:スティーヴン・ホプキンス

製作
ジョエル・シルバー
ロバート・ゼメキス
スーザン・ダウニー
ハーブ・ゲインズ
製作総指揮
ブルース・バーマン
エリック・オルセン
スティーヴ・リチャーズ
原案:ブライアン・ルーソ
脚本
ケイリー・W・ヘイズ
チャド・ヘイズ
撮影:ピーター・レヴィ
編集:コルビー・パーカーJr.
音楽:ジョン・フリッゼル

出演
キャサリン・ウィンター:ヒラリー・スワンク
ダグ・ブラックウェル:デビッド・モリシー
ローレン・マッコーネル:アナソフィア・ロブ
ベン:イドリス・エルバ
マイケル・コスティガン神父:スティーヴン・レイ
ケイド保安官:ウィリアム・ラグズデール
ブルックス町長:ジョン・マコーネル
ジム・ウェイクマン:デヴィッド・ジェンセン
イザベル:ララ・グライス

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2007年製作 99分
公開
北米:2007年4月5日
日本:2007年5月19日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $25,126,210
世界 $62,771,060


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
夜中に目覚めたマイケル・コスティガン神父(スティーヴン・レイ)は、かつてスーダンで布教活動を行っていたが、最愛の夫と幼い娘を殺され信仰を捨てた、牧師だったキャサリン・ウィンター(ヒラリー・スワンク)の写真の顔が焼けていることに気づく。

他の写真を確認して、同じように顔が燃えていることを確認したコスティガンは、それを並べると、ある印が浮かび上がることに気づき、災いが起きると考える。

チリコンセプシオン
大学教授として、宗教的な様々な“奇跡”を科学的に解明する専門家となっていたキャサリンは、同僚のベン(イドリス・エルバ)と共に、住人の遺体が腐敗せずに、人々に幻覚症状が現れている現場を調べる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ルイジアナ州立大学の教授キャサリン・ウィンターは、かつて牧師としてスーダンで布教活動を行っていたが、最愛の夫と娘を殺されて信仰を捨てた。
神による奇跡と思われる現象を科学的に解明するキャサリンは、近隣の湿地帯の町ヘイブンの教師ダグから、起きている異常現象の調査を依頼される。
川が血のように赤く染まったことで、旧約聖書の”出エジプト記”の”十の災い”であることを心配している町民がいるということだった。
調査を断ったキャサリンだったが、12歳の少女が兄を殺し川を赤く染めたと疑われているとダグから言われ、同僚のベンと共にヘイブンに向かう。
現地で川を調べたキャサリンは、カエルやブヨの異常発生が起きたため、”十の災い”と同じ現象であることをベンに指摘されるのだが・・・。
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旧約聖書の”出エジプト記”の”十の災い”が、サタンの仕業により現代に起きるという、奇抜なアイデアが話題になった作品。
順番に起きる”十の災い”の描写が、かなり大がかりな場面もあり凝っている。

異常現象を調査してサタンに立ち向かうのが、かつては聖職者で、布教活動中に夫と娘を殺されたため信仰を捨てた大学教授だという設定がまた興味深い。

ジョエル・シルバーロバート・ゼメキススーザン・ダウニーブルース・バーマンなどの一流の製作陣と、「ブローン・アウェイ」(1994)、「ロスト・イン・スペース」(1998)など話題作を監督してきたスティーヴン・ホプキンスの演出も注目だ。

主演のヒラリー・スワンクは、最愛の夫と娘を信仰による生贄にされた心に傷を持つ主人公を熱演し、実力派らしい演技を見せてくれる。

主人公の協力者として怪奇現象を調査するものの、終盤で意外な正体が明らかになるデビッド・モリシー、悪魔崇拝者と疑われる少女のアナソフィア・ロブ、主人公の同僚イドリス・エルバ、主人公の師である神父スティーヴン・レイ、保安官のウィリアム・ラグズデール、町長のジョン・マコーネル、牧場主のデヴィッド・ジェンセン、町の住人ララ・グライスなどが共演している。


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