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トールマン The Tall Man (2012)

多くの子供達が連れ去られる荒廃した町の恐るべき事件に隠された秘密を描く、監督、脚本パスカル・ロジェ、主演ジェシカ・ビールジョデル・フェルランドスティーヴン・マクハティ他共演のサスペンス・スリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:パスカル・ロジェ

製作
ジーン=チャールズ・レヴィ

ケヴィン・デウォルト他
脚本:パスカル・ロジェ

撮影:カマル・ダーカウイ
編集:セバスティアン・プランジェール
音楽:トッド・ブライアントン

出演
ジュリア・デニング:ジェシカ・ビール

ジェニー・ウィーヴァー:ジョデル・フェルランド
ドッド:スティーヴン・マクハティ
デヴィッド・ジョンソン:ジャイコブ・デイヴィース
チェスナット保安官:ウィリアム・B・デーヴィス
ジョンソン夫人:コリーン・ウィーラー
トレイシー・ウィーヴァー:サマンサ・フェリス
クリスティーン:イヴ・ハーロー

アメリカ/カナダ/フランス 映画
配給 Image Entertainment

2012年製作 106分
公開
北米:2012年8月31日
日本:2012年11月3日
製作費 $18,200,000
世界 $5,212,900


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ワシントン州、コールド・ロック。
顔に傷を負い、治療を受けるジュリア・デニング(ジェシカ・ビール)は、ドッド警部補(スティーヴン・マクハティ)から、誰も見つからないことを知らされる。

36時間前。
小さな町は、6年前に炭坑が閉鎖され、ゴーストタウンの様になってしまった。

未亡人である看護師ジュリアは、トレイシー・ウィーヴァー(サマンサ・フェリス)に伴われた娘が、苦しみながら現れたことに気づき、妊娠していた彼女を無事に出産させる。

逆子だった子供は、ジュリアの処置で産声を上げる。

トレイシーは病院に行くことを拒み、17歳の娘アルコール依存症の恋人に騙されたことをジュリアに伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ワシントン州、コールド・ロック。
炭鉱が閉鎖されて荒廃する一方の町で、子供達が誘拐される事件が多発し、住民は犯人を”トールマン”と呼んだ。
医師の夫を亡くした看護師ジュリア・デニングは、ある夜、息子のデヴィッドを自宅で何者かに連れ去られてしまう。
ジュリアは必死にデヴィッドを追うが、息子を助け出すことはできずに傷を負う。
ドッド警部補に救われ、町のダイナーに連れて行かれたジュリアだったが、保安官他、住民の態度に異変を感じてその場を立ち去る。
保安官のパトカーに潜んで、廃墟に向かった
ジュリアは、デヴィッドを連れ去ったのが、その場にいた彼の実母ジョンソン夫人だったことを知る。
実はジュリアは、ある目的で町の子供達を誘拐していたのだった・・・。
__________

話は単純で、様々な趣向を凝らしながら物語を複雑化させているような脚本と構成、努力は認めるが、少々混乱してしまう内容だ。

普通の大人の考えであれば、苦しい生活に追われる日々を送る人生であっても、産みの親と暮らすことが、幸せの第一条件であることは明らかであり、主人公とその夫は”狂人”としか思えない。

まともに考えると、恐ろしいどころか笑ってしまう物語であり、映像他、全てにおいて平凡としか言えない作品。

熱演はするものの、上記のように正常な人間に思えない主人公のジェシカ・ビール、母親(サマンサ・フェリス)に愛されていると言いながら、自ら新しい生活を望む少女役のジョデル・フェルランド、事件を捜査する警部補スティーヴン・マクハティ、主人公に育てられる少年のジャイコブ・デイヴィース、その母親コリーン・ウィーラー、保安官ウィリアム・B・デーヴィス、主人公と共謀するナニーのイヴ・ハーロー等が共演している。


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