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ローラーガールズ・ダイアリー Whip It (2009)

田舎暮らしと親のエゴにうんざりしていた少女がローラーゲームに魅了されたことで人生の目標を見つける姿を描く、製作、監督、出演ドリュー・バリモア、主演エレン・ペイジマーシャ・ゲイ・ハーデンクリステン・ウィグジュリエット・ルイスジミー・ファロンダニエル・スターン他共演のスポーツ・コメディ。
★★★★

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(スポーツ)


スタッフ キャスト ■
監督:ドリュー・バリモア

製作総指揮
ピーター・ダグラス

ナンシー・ジュヴォネン
キルステン・スミス
ネイサン・カヘイン
ジョセフ・ドレイク
クリス・ミラー
製作
ドリュー・バリモア

バリー・メンデル
原作:ショーナ・クロスDerby Girl
脚本:ショーナ・クロス

撮影:ロバート・イェーマン
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:ザ・セクション・カルテット

出演
ブリス・キャヴェンダー/ベイブ・ルースレス:エレン・ペイジ

ブルック・キャヴェンダー:マーシャ・ゲイ・ハーデン
マギー・メイヘム:クリステン・ウィグ
スマッシュリー・シンプソン:ドリュー・バリモア
アイアン・メイヴィン:ジュリエット・ルイス
“ホット・タブ”ジョニー・ロケット:ジミー・ファロン
アール・キャヴェンダー:ダニエル・スターン
レイザー:アンドリュー・ウィルソン
ローザ・スパークス:イヴ
パシュ:アリア・ショウカット
ブラディ・ホリー:ゾーイ・ベル
オリヴァー:ランドン・ピッグ
エヴァ・デストラクション:アリ・グレイナー
シャニア・キャヴェンダー:ユーレイラ・シール
バードマン:カルロ・アルバン

アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

2009年製作 111分
公開
北米:2009年10月2日
日本:2010年5月22日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $13,034,420
世界 $16,633,040


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
テキサス、ボディーン。
高校生のブリス・キャヴェンダー(エレン・ペイジ)は、田舎町の生活とビューティー・クイーンの夢を自分に託す、保守的な母親ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の考えにうんざりする毎日を送っていた。

そんな時、ブリスは母ブルックと妹シャニア(ユーレイラ・シール)とでオースティンに買い物に行く。

ある店でショッピングをしていたブリスは、ローラースケートを履いた女性がチラシを置きに来た姿が気になる。

数日後ブリスは、オースティンで行われるローラーゲームの試合に親友のパシュ(アリア・ショウカット)を誘う。

会場で試合に魅了されたブリスは、ゲームで活躍する”ハール・スカウツ”のマギー・メイヘム(クリステン・ウィグ)と会話をして、年齢を偽りオーディションを受けてみることにする。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
女子高生のブリス・キャヴェンダーは、保守的であり、ビューティー・コンテスト優勝の夢を自分に託す母親ブルックにうんざりしていた。
ある日、オースティンに買い物に行ったブリスはその場でローラーゲームを知り、後日、会場でそれを見て魅了されてしまう。
親には内緒でローラーゲームのオーディションを受けたブリスは、それに合格して、学校、バイト、練習をこなす慌しい毎日を送るようになる。
そして、デビューを果たしたブリスは、激しい肉弾戦を経験し、チームの一員として重要なメンバーになっていく。
バンドマンのオリヴァーとも親密になり、万年最下位のチームも勝利が続いていたブリスだったが、リーグの決勝戦とビューティー・コンテストの日程が重なってしまう。
コンテストの出場を決めながら挑んだ準決勝の後に、ブリスは両親に嘘をついていたことが知られてしまう。
それを非難されたブリスは、両親を罵倒して家出してしまう。
オリヴァーの浮気や親友との仲違い、そして年齢を偽って試合に参加していたことなどがばれたブリスには、大きなプレッシャーがのし掛かってくる・・・。
__________

2007年に発表された、ショーナ・クロスの小説”Derby Girl”を基に製作された作品。

既に製作者としてもキャリアを積んでいた人気スターのドリュー・バリモアの監督デビュー作。
製作も兼ね、彼女自身も出演し見事なスケーティングと派手なアクションを披露してくれる。

やや在り来たりな展開ではあるが、人情や友情を、ユーモアを交えながら爽やかに描き、デビュー作としては無難にまとめ上げたドリュー・バリモアの演出手腕は、今後、大いに期待できる。

自分の生活環境と全く違う世界を見つけ、それに全てを懸ける少女の、心意気と成長を描いた痛快作に仕上がっている。

期待の若手スター、エレン・ペイジの出演と、個性豊かな共演者の、手抜きのないパフォーマンスが話題にもなった作品でもあり、批評家、観客の評価も悪くはなかったが、興行的に振るわなかった。

北米興行収入 $13,034,420
世界 $16,633,040

JUNO/ジュノ」(2007)で注目されたエレン・ペイジは、同作の主人公が少しまじめになったようなキャラクターなのだが、荒っぽい競技に健気にチャレンジする姿が、小柄ながらなかなか頼もしく、超美形でもない彼女は、なぜかスクリーン上でホッとさせてくれる存在として実に興味深い演技を見せる。

叱る時も受け入れる時も、大袈裟な愛情表現をしないところがいい母親役のマーシャ・ゲイ・ハーデン、大らかな父親のダニエル・スターン、妹のユーレイラ・シール、人間味のあるチームメイトのクリステン・ウィグ、同じくドリュー・バリモア、主人公にライバル心を燃やし存在感を見せて好演するジュリエット・ルイス、会場を仕切るジミー・ファロン、コーチ役のアンドリュー・ウィルソン、主人公の親友役のアリア・ショウカット、彼女と仲良くなるバイトの同僚のカルロ・アルバン、チームメイトのイヴゾーイ・ベル、ライバル・チームの選手アリ・グレイナー、主人公の恋人ランドン・ピッグなどが共演している。


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