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ウィンブルドン Wimbledon (2004)

引退間近の落ち目のテニス・プレイヤーと有望女子選手との出会いとウィンブルドンでの奮闘を描く、監督リチャード・ロンクレイン、主演キルステン・ダンストポール・ベタニーサム・ニールジョン・ファヴロージェームズ・マカヴォイ他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ

ジェームズ・マカヴォイ / James McAvoy / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:リチャード・ロンクレイン
製作
ティム・ビーヴァン

ライザ・チェイシン
エリック・フェルナー
メアリー・リチャーズ
製作総指揮:デブラ・ヘイワード

脚本
アダム・ブルックス
ジェニファー・フラケット

マーク・レヴィン
撮影:ダリウス・コンジ
音楽:エドワード・シェアマー

出演
キルステン・ダンスト:リジー・ブラッドベリー
ポール・ベタニー:ピーター・コルト
サム・ニール:デニス・ブラッドベリー
ジョン・ファヴロー:ロン・ロス
ニコライ・コスター=ワルドー:ディーター・プロール
オースティン・ニコルズ:ジェイク・ハモンド
バーナード・ヒル:エドワード・コルト
エレノア・ブロン:オーガスタ・コルト
ジェームズ・マカヴォイ:カール・コルト
アマンダ・ウォーカー:カントリー・クラブの女性

イギリス/フランス 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
StudioCanal
2004年製作 97分
公開
イギリス:2004年9月24日
フランス:2004年10月20日
北米:2004年9月17日
日本:2005年4月23日
製作費 $31,000,000
北米興行収入 $17,001,130
世界 $41,512,010


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
過去にデビスカップに出場して、シングルスに2度優勝したことのある、イギリスのベテラン、テニス・プレイヤー、ピーター・コルト(ポール・ベタニー)は、世界ランキングが119位にまで落ち込んでいた。

ピーターは、今負けることよりも、引退後に何をしていいか分からず悩んでいた。

カントリー・クラブのコーチを引き受けることになったピーターだったが、父エドワード(バーナード・ヒル)と母オーガスタ(エレノア・ブロン)の元で何不自由なく裕福に育ち、スポーツ選手としてのハングリー精神に欠けていた。

ウィンブルドン選手権に、特別推薦枠で出場できることになったピーターは、ホテルで、アメリカ人有望女子選手リジー・ブラッドベリー(キルステン・ダンスト)の部屋と、自分の部屋を間違え恥をかいてしまう。

ピーターは、テレビインタビューを受けるリジーが気になり、彼女も練習コートでピーターに声をかける。

コーチである、父デニス(サム・ニール)の視線に動揺するピーターを見て、リジーは、彼がプレッシャーに弱いことを知る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
過去に実績を持つ、イギリスのベテラン、テニス・プレイヤー、 ピーター・コルトは、現在の世界ランキングが119位にまで落ち込み、引退も考えていた。
そんなピーターは、ウィンブルドン選手権に特別推薦枠で出場できることになる。
ピーターは滞在先のホテルで、アメリカ人有望女子選手のリジー・ブラッドベリーの部屋と自分の部屋を間違え恥をかいてしまうが、双方、相手が気になる存在になる。
初戦を突破したピーターだったが、彼がプレッシャーに弱いことを知ったリジーは、緊張をほぐすつもりで彼を誘いベッドインする。
その後、ピーターはリジーの助けもあり勝ち進むが、彼女の父でコーチのデニスの視線が気になる。
そして、大会が進むにつれ、2人の関係はマスコミで話題となってしまい・・・。
__________

テニス・プレイヤーが登場する作品はあるが、4大大会のウィンブルドンを舞台にしたところが新鮮で、ファンならずとも楽しめる、爽やかに描かれた作品でもある。

超一流には見えないが、ポール・ベタニーキルステン・ダンスト他の、プレイヤーとしての仕草やプレイ振りもなかなか見事だ。

決めゼリフのように、シーンの終わりで度々登場するジョークも笑える。

異様な雰囲気を漂わせる役が多いポール・ベタニーは、長身でスリムな体系を生かし、テニス・プレイヤーのイメージや、スポーツ選手にしてはひ弱で、ガッツが足りない感じもうまく表現している。

逆に、いかにもアメリカ娘らしい勝気な女子選手を演ずるキルステン・ダンストの、美し過ぎずに健康的なところもスポーツ選手らしい。

親友でもあり、ライバルのニコライ・コスター=ワルドー、主人公を、娘から排除しようとするサム・ニール、調子のよいエージェント、ジョン・ファヴロー、決勝での対戦相手オースティン・ニコルズ、ピーター(P・ベタニー)の両親バーナード・ヒルエレノア・ブロン、そして、この後、活躍を始める、軽い役で登場するジェームズ・マカヴォイも弟役で共演している。


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