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ズールー戦争 Zulu Dawn (1979)

大英帝国ズールー王国との戦い”ズールー戦争”の初戦”イサンドルワナの戦い”を描く、主演バート・ランカスターピーター・オトゥールサイモン・ウォードジョン・ミルズ他共演、監督ダグラス・ヒコックスによる戦争ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(戦争)


スタッフ キャスト
監督:ダグラス・ヒコックス

製作:ネイト・コーン
脚本
サイ・エンドフィールド
アンソニー・ストーレー
撮影:オウサマ・ラーウィ
編集:マルコム・コーク
音楽:エルマー・バーンスタイン

出演
アンソニー・ダーンフォード大佐:バート・ランカスター
フレデリック・セシジャー/チェルムスフォード男爵ピーター・オトゥール
ウィリアム・ヴェレカー:サイモン・ウォード
ヘンリー・バートル・フレール卿:ジョン・ミルズ
ハミルトン=ブラウン大佐:ナイジェル・ダヴェンポート
ヘンリー・ホープ・クリアロック大佐:マイケル・ジェイストン
ヘンリー・プレイン中佐:デンホルム・エリオット
テーンマンス・メルヴィル中尉:ジェームズ・フォークナー
ノリス”ノッグス”ニューマン:ロナルド・レイシー
コレンソ主教:フレディ・ジョーンズ
ネヴィル・コグヒル中尉:クリストファー・カザノフ
ファニー・コレンソ:アンナ・コールダー=マーシャル
ウィリアムズ軍旗曹長:ボブ・ホスキンス
ブルームフィールド補給曹長:ピーター・ヴォーン
ハーフォード中尉:ロナルド・ピックアップ
ロー中尉:ニコラス・クレイ
セテワヨ・カムパンデ:サイモン・サベラ

アメリカ 映画
配給 American Cinema Releasing
1979年製作 115分
公開
北米:1979年5月15日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1879年1月。
アフリカ南部の大英帝国ナタールズールー王国に囲まれ、イサンドルワナで戦いが起きた。

ナタールピーターマリッツバーグ
高等弁務官ヘンリー・バートル・フレール卿(ジョン・ミルズ)は、イギリス陸軍司令官フレデリック・セシジャー/チェルムスフォード男爵ピーター・オトゥール)と共に、ズールー王国への対応を話し合う。

政府が話し合いで解決し戦争を回避しようとしているのに対し、ヘンリー卿とチェルムスフォードは、国王セテワヨの暴挙から国民を救うという名目で侵攻を決める。

軍隊を謁見したチェルムスフォードは、アンソニー・ダーンフォード大佐(バート・ランカスター)の部隊を高く評価し、優秀な副官を付けるよう部下のヘンリー・ホープ・クリアロック大佐(マイケル・ジェイストン)に指示する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1879年1月。
アフリカ南部の大英帝国ナタールの高等弁務官ヘンリー卿は、陸軍司令官のチェルムスフォードと共に、政府の意向に反し、ズールー王国への侵攻を決意する。
アンソニー・ダーンフォード大佐は、ズールーとの関りがあるヴェレカーらと共に出撃の準備を整える。
しかしダーンフォードは、国境前の川岸での防衛をチェルムスフォードに命ぜられる。
国境を越えたチェルムスフォードは部隊の体制を整え、イサンドルワナプレイン中佐の部隊を向かわせる。
大英帝国の侵攻を知ったズールーの国王セテワヨは、生き延びるための戦いを決意する・・・。
__________

南アフリカにおける植民地支配政策の大きな転機となった、”ズールー戦争”を描く作品。

1979年1月から7月まで続いた戦いは大英帝国の勝利に終わるのだが、本作はその初戦である”イサンドルワナの戦い”で大英帝国側が大敗するまでを描いた内容となっている。

大英帝国政府の意向を無視した、現地主導の強硬政策によるズールー王国への侵攻は、ズールー側の誇りや味方兵士の尊厳を無視した形で、傲慢な上層部の考えにより行われ、結局は大損害を被るという悲劇を描いた作品でもある。

ハリウッドの黄金期を支えた大スターのバート・ランカスターと、イギリスを代表する役者となったピーター・オトゥール他、名優、演技派などが顔を揃えた豪華キャストなども話題となった。

現地南アフリカで行われたロケによる、大自然をバックにしたスケール感のある映像は見応えあるのだが、それを強調し過ぎた感のある、延々と続く軍隊の行軍などはややダレてしまう。

また、戦いのシーンなどの迫力も今一で、中途半端なアクションシーンも不満だけが残る。

中盤は殆ど登場しない、アンソニー・ダーンフォード大佐を演ずるバート・ランカスター大英帝国陸軍司令官フレデリック・セシジャー/チェルムスフォード男爵ピーター・オトゥールダーンフォード大佐の副官サイモン・ウォード、現地の高等弁務官ヘンリー・バートル・フレール卿のジョン・ミルズ、大佐のナイジェル・ダヴェンポートチェルムスフォードの副官ヘンリー・ホープ・クリアロック大佐のマイケル・ジェイストン、最前線の指揮官ヘンリー・プレイン中佐のデンホルム・エリオットテーンマンス・メルヴィル中尉のジェームズ・フォークナー、従軍記者のロナルド・レイシー、主教のフレディ・ジョーンズ、その娘アンナ・コールダー=マーシャルネヴィル・コグヒル中尉のクリストファー・カザノフ、軍旗曹長のボブ・ホスキンス、補給曹長のピーター・ヴォーン、中尉のロナルド・ピックアップ、中尉のニコラス・クレイズールー王国国王セテワヨ・カムパンデのサイモン・サベラなどが共演している。


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