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ダイバージェント Divergent (2014)

2011年に発表された、ヴェロニカ・ロスのヤングアダルト小説”ダイバージェント 異端者”を基に製作された作品。
未来を舞台に、ダイバージェント/異端者であることを知った少女の戦いと運命を描く、監督ニール・バーガー、主演シェイリーン・ウッドリーテオ・ジェームズケイト・ウィンスレットアシュレイ・ジャッドジェイ・コートニーレイ・スティーブンソン他共演のSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:ニール・バーガー
製作
ダグラス・ウィック
ルーシー・フィッシャー
製作総指揮
ジョエル・C・ケリー
レイチェル・シェーン
原作:ヴェロニカ・ロスダイバージェント 異端者
脚本
エヴァン・ドーハティ
ヴァネッサ・テイラー
ヴェロニカ・ロス
撮影:アルウィン・H・カックラー
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽
ジャンキーXL
ハンス・ジマー

出演
ベアトリス“トリス”プライアー:シェイリーン・ウッドリー
トビアス“フォー”イートン:テオ・ジェームズ
ナタリー・プライアー:アシュレイ・ジャッド
エリック・コールター:ジェイ・コートニー
マーカス・イートン:レイ・スティーブンソン
クリスティーナ:ゾーイ・クラヴィッツ
ピーター・ヘイズ:マイルズ・テラー
アンドリュー・プライアー:トニー・ゴールドウィン
ケイレブ・プライアー:アンセル・エルゴート
トーリ・ウー:マギー・Q
マックス:メキ・ファイファー
ジェニーン・マシューズ:ケイト・ウィンスレット
ウィル:ベン・ロイド=ヒューズ
アル:クリスチャン・マドセン
モリー・アトウッド:エイミー・ニューボルド
エドワード:ベン・ラム

アメリカ 映画
配給 Lionsgate Films
2014年製作 139分
公開
北米:2014年3月21日
日本:2014年7月11日
製作費 $85,000,000
北米興行収入 $150,947,900
世界 $288,747,900


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
未来、シカゴ
戦争で世界中が破壊し、人類は平和を維持するため、“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つのファンクション/派閥を作った。

少女ベアトリス・プライアー(シェイリーン・ウッドリー)は”無欲”に属し、リーダーはマーカス・イートン(レイ・スティーブンソン)であり、彼女の父親アンドリュー(トニー・ゴールドウィン)は同じ立場にいた。

献身は美しいと母ナタリー(アシュレイ・ジャッド)に教えられていたベアトリスは、”無欲”の適正テストを受けることになる。

同じくテストを受ける兄ケイレブ(アンセル・エルゴート)と共に会場に向かったベアトリスは、翌日の“選択の儀式”でどの派閥を選ぶかは自由だと言われる。

試験官トーリ・ウー(マギー・Q)のテストを受けることになったベアトリスは、ある液体を飲むよう指示され、次の瞬間、幻覚を見る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考
・「ダイバージェント」(2014)
・「ダイバージェントNEO」(2015)
・「ダイバージェントFINAL」(2016)
・「The Divergent Series: Ascendant」(2017)
(TV映画)

*(簡略ストー リー)
未来、シカゴ
戦争で世界中が破壊し、人類は平和を維持するため、“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つのファンクション/派閥を作った。
”無欲”として生まれた少女ベアトリス・プライアーは適性テストを受け、”博学”、”勇敢”にも適格するダイバージェント/異端者であることが分かる。
試験官トーリからそれを隠すよう指示されたベアトリスだったが、翌日の”選択の儀式”では、両親の前で”勇敢”を選択してしまう。
”勇敢”の仲間達と地もに行動を始めたベアトリスは”トリス”と名前を変え、ダイバージェントであることを隠しながら、教官フォーの厳しい訓練を受けるのだが・・・。
__________

ヴェロニカ・ロスのベストセラー、ヤングアダルト小説”ダイバージェント・シリーズ”の映画化シリーズの第一作ということで話題になった作品。

戦争で崩壊した未来の世界で、厳しい現実と運命を背負った若者達の戦いを描く物語は、誰もが想像するだろう「ハンガー・ゲーム」(2012)の姉妹編のようにしか思えない。

雰囲気や容姿まで「ハンガー・ゲーム」を思わせるヒロイン像や世界観など、同作のアメリカ本国での人気を全く受け入れられない方も多いはずで、本作でも同様な感じしか受けない。

二作とも、ベストセラーとなった原作の勢いで、それに熱中するファンの期待に応えることができたのが興行的な好成績の理由だと考えられる。

世界を変える救世主的な存在に思えるヒロインにしては地味な、普通の少女という感じのシェイリーン・ウッドリーのキャスティングも今一で、原作に触れたこともない者が鑑賞しても、アクションや映像的なものも含め、全く平凡な作品にしか思えない。

そのような訳で、本作は批評家の評価は低かったものの、北米興行収入は約1億5100万ドル、全世界では約2億8900万ドルの大ヒットとなった。

ダイバージェント/異端者としての自分を隠し切れないまま、争いに巻き込まれる逞しい少女を熱演するシェイリーン・ウッドリー、彼女を訓練する立場から次第に惹かれ合うテオ・ジェームズ、主人公の両親アシュレイ・ジャッドトニー・ゴールドウィン、”勇敢”のリーダーの一人ジェイ・コートニー、フォー(テオ・ジェームズ)の父親である”無欲”のリーダー、レイ・スティーブンソン、主人公と共に”勇敢”のメンバーになるゾーイ・クラヴィッツマイルズ・テラー、主人公の兄アンセル・エルゴート、主人公に助言する適正テストの試験官マギー・Q、”勇敢”のリーダー、メキ・ファイファー、”博学”のリーダーを貫録で演ずるケイト・ウィンスレット、主人公と共に訓練を受けるベン・ロイド=ヒューズクリスチャン・マドセンマイケル・マドセンの息子)、エイミー・ニューボルド、ベン・ラムなどが共演している。


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