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ダークナイト ライジング The Dark Knight Rises (2012)

ボブ・ケインビル・フィンガー原案のアメリカン・コミックスのヒーロー「バットマン」を基に製作された、実写映画シリーズ第7作であり”ダークナイト・トリロジー”の完結編。
罪を被って隠遁生活を送っていたブルース・ウェイン/バットマンが最強の敵ベインの出現により再び戦いに挑む姿を描くアクション超大作。
製作、監督、原作、脚本クリストファー・ノーラン、主演クリスチャン・ベールトム・ハーディマイケル・ケインアン・ハサウェイゲイリー・オールドマンモーガン・フリーマンジョゼフ・ゴードン=レヴィットマリオン・コティヤールリーアム・ニーソンキリアン・マーフィ共演。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

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スタッフ キャスト ■
監督:クリストファー・ノーラン

製作総指揮
ケヴィン・デ・ラ・ノイ

ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
製作
クリストファー・ノーラン

エマ・トーマス
チャールズ・ローヴン
キャラクター創造:ボブ・ケイン
原作
クリストファー・ノーラン

デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本
クリストファー・ノーラン

ジョナサン・ノーラン
編集:リー・スミス
撮影:ウォーリー・フィスター
音楽:ハンス・ジマー

出演
ブルース・ウェイン/バットマン:クリスチャン・ベール

ベイン:トム・ハーディ
セリーナ・カイル/キャットウーマン:アン・ハサウェイ
アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
ジェームズ・ゴードン:ゲイリー・オールドマン
ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン
ジョン・ブレイク:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
ミランダ・テイト:マリオン・コティヤール
ピーター・フォーリー:マシュー・モディーン
レオニード・パヴェル博士:アーロン・アバウトボール
ジョン・ダゲット:ベン・メンデルソーン
フィリップ・ストライヴァー:バーン・ゴーマン
アンソニー・ガルシア市長:ネスター・カーボネル
ロス:レジー・リー
アレン:ロヴ・ブラウン
ライリー神父:クリス・エリス
下院議員:ブレット・カレン
ジェン:ジュノー・テンプル
囚人:トム・コンティ
フレデリックス:ジョン・ノーラン
ラーズ・アル・グール(若年期):ジョシュ・ペンス
ラーズ・アル・グール:リーアム・ニーソン
ジョナサン・クレイン:キリアン・マーフィー

アメリカ/イギリス 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2012年製作 164分
公開
北米:2012年7月20日
イギリス:2012年7月20日
日本:2012年7月28日
製作費 $250,000,000
北米興行収入 $448,139,100
世界 $1,084,439,100


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ゴッサム・シティ。
市警本部長ジェームズ・ゴードン(ゲイリー・オールドマン)は、亡くなった検事ハービー・デントの功績を称える。

CIAは、ロシアの物理学者であるレオニード・パヴェル博士(アーロン・アバウトボール)を保護し、彼を拉致しようとした傭兵ベイン(トム・ハーディ)の手下を捕え、輸送機でその場を飛び立つ。

ベインの正体を知ろうとするCIAだったが、捕えた一人が彼本人だった。

機を墜落させると言うベインは、現れた輸送機から乗り移った者達と共に、パヴェル博士を拉致する。

ブルース・ウェイン邸。
8年前にデントによって平和がもたらされたゴッサム・シティが、”デント法”の下で犯罪は一掃されたことを、ウェイン財団主催のパーティーで、市長アンソニー・ガルシア(ネスター・カーボネル)は語る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「バットマン」(1989)
・「バットマン・リターンズ」(1992)
・「バットマン・フォーエヴァー」(1995)
・「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997)
・「バットマン ビギンズ」(2005)
・「ダークナイト」(2008)
・「ダークナイト ライジング」(2012)

*(簡略ストー リー)

ブルース・ウェイン/バットマンは、8年前のハービー・デントの罪を被った事件により、隠匿生活を送っていた。
”デント法”の下、平和になったゴッサム・シティだったが、謎の傭兵集団とそのリーダー”ベイン”が現れ、地下で行動を開始する。
同じ師である”影の同盟”の”ラーズ・アル・グール”に鍛えられたベインの陰には、ブルースのビジネス上のライバル、ダゲットの存在があり、強盗カイルも関わっていた。
8年前の真実を知る警察本部長ゴードンは、苦悩しながら、その件を疑問に思う若手警官ブレイクと共に、ベインの行動を調べる。
その頃ブルースは、会社を任せていたフォックスの協力を得て、バットマンとして復活する。
しかし、ベインとダゲットの陰謀により、ブルースは財産を奪われ、執事アルフレッドにも去られてしまい窮地に立たされる。
ブルースは、フォックスや投資家テイトの協力を得て、開発途中であったエネルギー用の融合炉を、悪の手に渡さない方法を考えるのだが・・・。
__________

奥深いストーリー、派手さよりも”重量感”を感じさせるアクション、新旧を取り入れた、シンプル且つ斬新な兵器などのデザインセンス、クリストファー・ノーランの感性の集大成とも言える、極めつけの作品として、その完成度の高さに圧倒される。

序盤で起きる謎の事件の目的が解明していく中盤、ファンの心を捉え、興奮の極に到達させるラストの盛り上がり、完結編とは思えない、次回作への期待感を抱かせながら幕を閉じるエンディングなど、一瞬たりとも目が離せない。

製作費は、前作から大幅にアップして2億5000万ドル、北米興行収入は前作を下回る約4億4800万ドルだったが、全世界では約10億800万ドルとシリーズの記録を塗り替えた。

殆どの場面で華麗な大富豪の姿は見せない、身体的ハンデを抱える主人公クリスチャン・ベールは、セリーナ・カイル/キャットウーマン役のアン・ハサウェイと、”ロビン”となることが分かるジョゼフ・ゴードン=レヴィットが肉体的な補助役としてかなり重視されて描写されているため、やや控えめに演じているところが注目だ。

信じ難いほどの超豪華キャストであるが、それぞれをバランスよく演じさせるクリストファー・ノーランの演出手腕も見どころだ。

殆ど素顔が見えない、謎の凶悪犯ベインを迫力で演ずるトム・ハーディ、主人公の執事を味わい深く演ずるマイケル・ケイン、負傷しながらも全編で活躍する警察本部長ゲイリー・オールドマン、主人公のサポート役として存在感を示す、企業を任されるモーガン・フリーマン、思わぬ秘密が分かる終盤の主役的存在で、主人公の事業への投資家マリオン・コティヤール、最後には警察官としての意地を見せる副本部長マシュー・モディーン、核物理学者のアーロン・アバウトボール、主人公のビジネス上のライバル、ベン・メンデルソーン、その部下バーン・ゴーマン、市長ネスター・カーボネル、警官レジー・リー、養護施設の責任者クリス・エリス下院議員ブレット・カレン、カイル(A・ハサウェイ)の相棒役のジュノー・テンプル、”ザ・ピット”の囚人トム・コンティ、そしてラーズ・アル・グール役のリーアム・ニーソンとジョナサン・クレイン役キリアン・マーフィーも登場する。


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